四国で至福の時間

2003年9月13日
四国5泊6日のひとり旅。
残念ながら鳴門の渦にも台風14号にも巻き込まれず、
無事帰還。

「もてなす」ってことを実感。
四国の人はお遍路さんがいるから、自然に「もてなす」
ということができるんだろうか。
出逢う人、全てがほんとうに親切で驚いた。

初めて逢った得体の知れないあたしを、うちに招いてくれて
しかも晩ご飯を食べさせてくれた。
逆の立場だったら??
あたしはそんなことできる??

高知は日本で1番働かない県らしい。
で、その余った時間は何をしてるかというと....
寝ているらしい。
滞在中に読んだ「高知新聞」に書いてあった。

あたしがいたのは高知でも田舎だったからかもしれないけど
たしかにのんびりしていた。
波の音と、誰かがワックスを塗っている音で目が覚めて
自分も海に入る準備をする。
時々休みながら、何度か海に入る。
暗くなったらすることもない。
あたしが「住人」ではないからかもしれない。
でも、自然の、体内を流れる時間に素直に身を任せていたと思う。

久々に本気で帰りたくないと思った。
帰りのバスは乗客があたしとおば〜ちゃんひとり。
窓から見える海を見ながら本気で涙が出た。

飛行機はいつも通路側を指定する。
トイレも行きやすいし、降りる時にも便利だし
ジャンボの場合は全部アームレストをあげて
寝ることもできるし(笑)
だから高知からの帰りもいつも通り「通路側」
でもどうしても窓側に座りたくて、後列になるけど
変更してもらった。
遠くなって行く高知の街明かりを見つめて、どっぷり浸りたかった。

たぶん、隣のおやぢは怪しんでいただろうな。
傷心旅行に見えたかな。

マイレージも貯まったし、また行こう。
今度は10日くらい休みをとって。


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