あたしはひとりが好き。
彼氏がいても、週に1回逢えばいい方だった。
ひとり旅も好き。
ひとりでフィリピンに行っちゃうくらいだし。

だけど、ひとりでいても平気なのは「孤独」じゃないから。
絶対、自分を受けとめてくれるって信頼できる人たちがいるから。
そういう後ろ盾あっての「ひとり」なんだと思う。


しばらく疎遠になってた友達から、久しぶりにTELがきた。
元気そうだった。
去年から彼と一緒に住んでるらしい。

あたしが彼女と一緒にいた頃、彼女は自傷行為を繰り返していた。
大量服薬、リストカット、タバコの火を押しつける...。
夜中によくTELがきた。
「寂しくてまたやっちゃった...」

ひとりが寂しくて、自分の存在価値がわからなくて
自分を傷つけて「痛い」って感じると「生きてる」って思う。
そう言ってた。
心配して来てくれる友達を見ると安心するって。
「ひとりじゃないんだ」って。

そんな彼女が今は自傷行為もなく、しあわせに暮らしているらしい。
彼氏は年下なんだけど、本当にしっかりしたヤツで
「絶対立ち直らせます」って言ってたけど
有言実行だったなぁ。

昔、英語の授業で習った言葉。
最大の攻撃は無視、存在を認めないことである。
誰の言葉だったかな。
イジメでいちばんつらいのも「無視」だろう。
自分の経験からも....。

秋の夜長に彼女とのことを思い出してみた。

昼は暖かいのに、陽が落ちると風が冷たくて秋を感じる。
太陽の力はすごい....。

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